ソフトテニスの指導・選手育成を継続的にサポートするサービス 八戸から展開するYUJIN

国境なき指導者 YUJIN(ゆうじん)

 こんにちは。Borderless soft tennis leaderについて書きますね。

 昨今では、ソフトテニス界にプロ選手が誕生したことは、とでも喜ばしいことですね!ソフトテニス界に大きな風穴を開けた素晴らしい偉業だと思います。恐らく、プロとなった選手の方々は、偉業だと思っていないと思いますが(笑)。

 僕自身がソフトテニスを始めたころから、当然のごとく耳にしてきた言葉があります。それは、「ソフトテニスでは飯が食えない」というワードです。僕自身もつい数年前まではそう思っていた。しかし、プロ選手が誕生したことにより、「ソフトテニスで飯が食える時代」にならないのが逆におかしいと感じるようになりました。

 僕のミッションは、ソフトテニスのコンサルティングをして、それに対して、きちんとお金を戴き、ビジネスとして成立させることです。プロの選手と同じように、そのような姿を確立することで、ビジネスモデルを構築したいと思っています。

 僕自身の経験から、本州最北端の地から何人もの選手が、全国で輝く選手を目の前で見てきました。こんな片田舎からでもです。

 選手・子供たちは、可能性がたくさんあります。しかしながら、数多くの選手は、大きな飛躍のチャンスを得ることが無く、競技生活に幕を閉じることが少なくないと長年感じてきました。いい物を持っているのに…。

 『ダイヤモンドはダイヤモンドでしか磨けない。人は人にしか磨かれない』という言葉を聞いたことがありますが、本当だと思います。

 特に地方にいた場合、よほどのチャンスが無ければ、有能な指導者と出会うことができません。僕が悲惨だな、って思うのは、やっぱり、公立の中学や高校であるのが、指導者の異動で指導者がいなくなることだったりしますね。これ、本当に困るものですよね。

 たったそれだけでさえも、選手の人生さえも狂わせてしまうということを、どれぐらい考えているのでしょうか。はたまた、後任の指導者は他競技の人だったりと、とてもじゃないですが、選手がかわいそうですし、その分、選手の可能性を奪い取っているといっても過言ではありません。

 意外とこう考えますと、選手の側から見ても、狭き選択肢の中だけで進路選択し、有能の指導者と出会えないことが多いのではないかなぁって感じます。どんなに可能性のある選手でも、様々な場面で、成長するチャンスを失っていることがとても悲しい現実だと感じています。

 こんなケースもあるかもしれません。指導者のエゴに振り回されて、子供たちの成長の芽を摘み取っているということもあるかもしれません。長年指導していることで、指導者自身も慢心してしまったり、学ぶことを忘れてしまったりと様々な要素もあるかもしれません。

 僕自身、競技を離れてみて初めて感じることがたくさんありました。過去の自分もまさに失格だと感じることがたくさんあるのもまた然りです。

 今だからたくさんのことを感じている僕ですが、未来のソフトテニスの為に、僕の経験を一人でも多くの人に貢献したいと心から願っております。

 どんなご相談でも結構ですので、ご遠慮なくご連絡を戴けますと嬉しいです。

ソフトテニスのコンサルタントYUJIN 国境を越えたフリーランス 八戸から全国・世界へ

国境なき指導者 

自身の所属するチームを、一心不乱になって勝利に導くことが当たり前のことです。優勝を請け負うことが、プロの世界にしても、アマチュアの世界にしても、指導者・監督・選手の役目です。

 小学校であればスポーツ少年団やクラブチーム、中学校・高校・大学であれば、その学校、実業団やレディース、クラブチームであれば、その団体、それらがチームです。自分が望む結果を得たいと思い、そのチームに所属することになります。

 チームには、当然ながら監督やコーチ、または責任者(リーダー)が存在します。競技の結果を得たければ、自分の希望するチームへ行きますね。当たり前のことですが…。

 僕自身、ソフトテニスのコーチングの現場から離れていました。その間、ふと感じたことがあるんですね。選手(競技者)は、目標に向けて、様々な選択をして、目標に進んでいきます。しかし、ソフトテニスのコーチって、1つのチームで、ずっとずっと教え続けるだなぁって。アホみたいな、コメントですが、失礼します。

 でも、これって凄いことだと思います。信念を持って、一途になってチームを支え続けるのですから、とても素晴らしいことだと思いますし、誰にでもできることでもありません。自分が担当するチームで一心不乱に勝つことへの追及が必然的責務となります。

 ちょっと角度を変えて考えてみると、選手は目標に向けてチームの選択ができますが、指導者側を見ますと、どんなに素晴らしい指導者であっても、他のチームに行くことは、そのチームを辞めない限り行くことはできません。ある意味では選択肢が無くなるということですね。

 自身が所属しているチームがあり、練習試合などで一緒に他のチームの指導をすることはできると思いますが、自身のチームを持つ身となれば、ある意味、自由に動き、社会のニーズに応えることは難しいんだなぁって感じました。

 指導者というのは、チームが勝ち続けることに最大の努力をするのは言うまでもありません。しかし、僕が感じるようになったのは、結果を得ることと同じぐらいに、より多くの人にソフトテニスの面白さや楽しさを伝えることも重要だと強く思います。

 1つのチームで勝利を求める立場は競技力を向上する1つの大事な柱ですが、もう1つの柱として、ソフトテニス競技者がもっともっと増え、社会的な認知度も上げる必要が今まで以上に取り組む必要があると思います。

 僕は、どこのチームに属していません。なんか良いネーミングが無いかなぁってネットを検索していたら、『国境なき医師団』っていう名前が浮かび、『国境なき指導者』/Borderless coach』という名前を作りました。

 学校や地域、チームを越えた、そんな指導者がいてもいいのではないかと思うようになりました。僕自身が経験してきたことを、少しでも多くのソフトテニス競技者や他団体の方々に貢献できればと思っています。簡単に言えば、ソフトテニスコーチのフリーランスです。

 チームを持たないのですから、コートもボールなく、人もいません。人に笑われるかもしれません。こんな自分ですが、目の前に僕を必要としてくださるクライアント様がいるとするならば、全力で応えていきたいと思います。

                      2021年5月5日 代表 山崎 裕司